2008年2月25日、財務省は、「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」というタイトルで、国の借金と債務保証残高を発表した。
国の借金は、結局、巡り巡って国民の税負担分から返済されることになるわけだから、私たち国民の立場でも注目したいテーマでもある。
その時の発表内容は、
- 2007年12月末時点における国の借金…838兆0050億円。
- 直前四半期(2007年9月末時点)比増減…4兆3068億円。
- 借金の内訳:国債678兆6416億円、借入金 57兆366億円、政府短期証券102兆3269億円。
- 国民一人当たりに直すと、656万円。
このように、直前四半期に比べ、わずか3ヶ月で4兆円以上も借金が増加した。
その最も大きな原因が、普通国債の増加額が3兆9千億円にものぼったことにある。
借金の平均金利を、10年もの国債の水準=約1.5%と同じと仮定すると、国債の利払いだけでも、838兆円×0.015=12.57兆円/年もの負担が生じる。
つまり、「毎月、1兆円ずつ、金利を支払わなければ・・・」 ということだ。
想像が付かないくらい巨額な数字だ。
一日に換算すると、約300億円が利息で消えていく…
「なるほど! じゃあ、いま、おまえが一秒息をした瞬間に、 34万円が国の利息で消えて言ったな…」
※300億円÷86400秒(一日)=347,222円/秒 こんな状態でしょうか・・・
300億円といえば、東証一部に上場している企業で、これくらいの年商の会社があっても、おかしくない。
財務省をはじめ、お国が金利を上げたがらない真の理由は、案外こんなところにかもしれない。
ちなみに、米国債のように、3%から4%程度の金利で利払いを考えたら、ゾッとする。
利払いが今の2倍以上になったら、国の財政がさらに厳しくなることが見えてくる。
「金利を上げられない原因」が、
意外なところにあるような気がしてきた。
日本国の借金、これからどうなるのか、注目していこう!
| <参考資料: 財務省HPより>
連年の借金でわが国の借金の残高は年々増加しており、国債残高は平成19年年度末で547兆円にも上ると見込まれています。 これは、一般会計税収(平成19年度、約53兆円)の約10年分に相当し、また、赤ちゃんも含めた総人口で単純に割ると、国民一人当たり約428万円の借金をしていることになります。 わが国の借金の状況(債務残高の対GDP比)を他の主要先進国と比べてみると、他の主要先進国は着実に財政健全化を進めた結果、横ばい、あるいは減少する傾向にありますが、日本は急速に悪化してきています。(2007年で177.6%) このように、わが国の財政状況は、主要先進国の中でも最悪の水準となっているのです。 |